キャンプに行ってみたけれど、うちの子がずっとソワソワ…
ごはんも落ち着いて食べないし、夜もなかなか寝つけない――
そんな経験、ありませんか?
犬にとってキャンプ場は刺激の宝庫です。
匂い、人、音、動物…日常では感じないものがたくさんあります。
今回は、実際のキャンプを通じて見えてきた、
「犬が落ち着ける居場所」をつくるためのコツを紹介します。
🐾 コツ①:まずは“静かな場所”をベースにする
キャンプ場内でも、人の多さ・音の大きさは場所によって大きく変わります。
予約時に「ペットOKサイト」を選んでも、他の犬や子どもが近いと緊張してしまう子もいます。
💡 ポイント
- なるべくトイレや炊事場から離れた区画を選ぶ
- 予約時に「犬が少し怖がりなので、静かな区画があれば」と伝えるのも効果的
🐾 コツ②:設営前に“犬の様子”を観察する
いきなり設営を始めると、犬は置いてけぼりにされたような気持ちになります。
まずはリードを繋いだまま、犬に周囲をクンクン歩かせてあげる時間を取りましょう。
💡 ポイント
- 「ここは安全な場所なんだ」と理解させてから設営に入る
- クールダウン用のマットやタオルを先に地面に敷いてあげるのも◎
🐾 コツ③:犬専用の“安心エリア”をつくる
人間にも「ここが自分の場所」と思える空間があると安心するように、
犬にも**“居場所”をつくってあげること**が重要です。
テントの中でも外でもOK。
犬が落ち着いて丸まれるマットや、風をよけられるシェードなどがあるとベストです。
💡 ポイント
- テント内で寝かせるなら、人の気配が感じられる位置に
- 外に犬用スペースを設けるなら、風通しと日陰の確保も忘れずに
🐾 コツ④:視界を遮る工夫も大切
犬は「目に入る情報」にとても敏感です。
他の犬や動く子どもが見えると落ち着かない…そんな場合は、あえて視界を遮ることも効果的です。
風よけシートやブランケットで囲むだけでも、かなり違います。
🐾 コツ⑤:飼い主の“安心感”が伝わる
実はこれが一番大切かもしれません。
飼い主がリラックスしていないと、犬はすぐに察知します。
「音が大きくて大丈夫かな…」「あの犬に吠えないかな…」と緊張していると、
犬も同じように不安になります。
完璧を求めず、「何かあっても大丈夫」と思ってあげることが、
犬にとって一番の安心材料なのかもしれません。
🌿 まとめ
犬にとっての「安心できる場所」は、
そのキャンプサイトそのものではなく、**“飼い主と一緒にいる空間”**です。
でも、少しだけ工夫してあげることで、
「ただの外出」が「お気に入りの思い出」に変わります。
人も犬もリラックスできる“静かな拠点”を用意して、
ぜひまたキャンプを楽しんでくださいね。
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